◆第一部 #6 校事府からの密偵◆(2周目レポ)
今回も見ごたえ十分でおもしろかった~。
司馬家のほのぼの会話も、曹家の後継者争いも、曹丕と阿照の恋愛もてんこ盛りで、いろいろ盛り上がった回でした。
場面は、前回の碑文の禅問答の続きから。
ここは揚修の見せ場でしたね。
私の頭では解説されてもよくわからないので(というか、初めから読み解く気がさらさらないので)、「ふ~ん、揚修すげー」くらいのノリで聞いてました。
ごめんね、揚修。君になんの興味もないのがバレバレだ・・・。
この場面の春華と侯吉の会話は、周りにいるであろう間者にわざと聞かせるための会話かな?
ここで司馬懿、亀の「意馬」を拾います。
わ~い、意馬だ~。確かこの亀、このあともずっと出てくるよね。これからは意馬を見て癒されよ~。
司馬府で叔達と阿照の縁談話が持ち上がる。
司馬懿に阿照との縁談を持ちかけられて喜ぶ叔達。
叔達はやっぱり阿照が好きだったのか~。きっとそうなんだろうな~とは思ってた。
一方阿照は、適当な口実を作って縁談をお断り。
憐れ、叔達。
阿照が曹丕の詩を詠んでいたことから、司馬懿と春華は阿照の意中の人を知る。
司馬懿「厄介だな」。だよね~。厄介だよね~。
気になっていた春華と阿照の関係は、ふたりとも同郷で仲が良かったらしく、両親が亡くなって身寄りのいなくなった阿照が春華を頼ってきたということらしい。
だよね~。あんなに美人なら心奪われちゃうよね~。
袁煕は妻を置いて逃げたそうだ。なんて奴だ。
甄宓、自害しようとして曹丕に止められたけど、刀身をつかんでたよね。
そこから剣を引き抜こうとしたら指が飛んじゃうんじゃないかと本気で心配したよ。
その頃、司馬懿は机から落ちそうになった意馬を助けようとして咄嗟に立ち上がる。
立てることに喜ぶ司馬懿と春華だが、曹操に知られたら大変だから他には誰にも知られないようにしようと決意・・・したそばから庭で立ち上がり、案の定、曹操の間者に見られてしまい、春華が間者を追って成敗。・・・それを影から見守る汲布。
なんというか、ここら辺はお約束な展開が繰り広げられてちょっと笑えた。
司馬懿、頭がいいくせに不用意すぎる。車いす生活になってからもう1年以上経っているそうなので、さすがにどこか気が緩んでいたのかもしれないけど。
町中で間者と戦う春華を見つけて影から見守る汲布もお約束だな~。
春華の危機には汲布がきてくれるから安心だ。遺体の始末も汲布がしてくれたし、ほんとお役立ちキャラだな汲布。司馬家は汲布に幾度助けられたことか。汲布、頼りになるよ~。
曹操陣営では、袁紹と影で結託していた官吏達の書簡が見つかる。
荀攸が、書簡が見つかり焦っているように見えたけど、もしかして荀攸も袁紹と通じていたのかな?
前回の記事で曹家の顔立ちは面長と書いたけど、曹洪が丸顔だったので、必ずしも面長ではないことが判明。
書簡は即焼却して不問に付すべしと主張する曹植と、目を通して後顧の憂いを断つべしと主張する曹丕。
どちらの言い分にも一理あるけど、私はこの件に関しては曹植派かな~。でも、もし自分がこの場にいたら焼却すべしと思っても、こっそり目を通してしまいそうな気がする。だってやっぱり誰が裏切り者なのか気になるよね? 処罰はしなくても、心の奥には刻んでおくよ~。
曹操の人物評価がおもしろい。
曹操、息子たちのことをよく見てるよね。どちらの長所も短所もよく理解している。
曹操は無条件に曹植びいきなのかと思っていたけど、どうやらそうでもないらしい。どちらも家督を継ぐには不足していると感じているようだ。
そこへ郭嘉が危篤との伝令が!
えっ、嘘っ!? 郭嘉~~~!?!?!?
・・・マジか。ここで郭嘉が退場か。
もっと活躍すると思っていたのに、思いのほか早い退場だな~。そうか~ここで死んじゃうのか~。いいキャラだけど史実は曲げられないもんね。
でもでも、すごくいい味を出していたから、もういなくなるなんて寂しいよ・・・。
ここの曹操と郭嘉の会話が沁みる。曹操は郭嘉のことをとても深く信頼し大切にしていたんだね。それは郭嘉が有能だったからなんだろうけど、なんでも相談できる相手として曹操の心のよりどころにもなっていたんだろうな。固い絆で結ばれた主君と家臣っていいよね。
郭嘉、味方につかないのなら、敵になる前に司馬懿を殺せと曹操に遺言。
なんて遺言を残すんだ、郭嘉!
マジで有能だな、郭嘉!!
と、大変なところで次回へ続く。
郭嘉はやっぱりここでお亡くなりになるのかな?
そして司馬懿の運命やいかに~。