『三国志~司馬懿 軍師連盟~』の視聴を始めたら、うっかりハマってこちらのレポが遅れがちです。
三国志は2周目なのに、こんなに夢中になるとは思わなかった・・・。
◆#2 朝廷の濁流◆
さて、康熙帝の第2話は、王光裕の不正と処分が問題に。
相変わらず地味に展開していきますが、前回よりも物語の展開がわかりやすくてさくさくと見られました。
王光裕がやって来て、キン官吏に公金横領罪と勝手に堤防を爆破した罪を問います。
堤防爆破はともかく、公金を横領したのは王光裕おまえだろうが~。
なんと面の皮の厚いヤツめ・・・。
堤防の爆破も村を守るための仕方ない処置だったし。
村人はもちろんキン官吏の味方。王光裕と言い争っているうちに、今度は本当に堤防が決壊して、村ごと濁流に呑まれてしまう。ううう、このシーン、辛い・・・。
水浸しの村を筏に乗って人命救助する若者が。
おおっ、君はキン官吏の息子ではないか! やっぱり生きてたんだ、よかった~。
第1話でお亡くなりになるにしては、イケメンすぎると思ったんだよ、彼。
しかし、今度はキン官吏が行方不明に。
せっかく息子が生きていたのに、今度は父親が亡くなるなんて・・・。
ところで木にしがみついてキン官吏の息子くんの名前を必死に呼んでいたのはいったい誰だ?
ところ変わって、朝廷では。
王光裕の処分について話し合い。
ほぼ全員が王光裕を即刻処分すべし、という意見の中、吏部尚書の明珠だけが王光裕の言い分も聞くべし、と意見する。
こいつ丸顔じゃないのに悪役官吏か?と思ったら、調査もせずに殺せば康煕帝の名が後世に悪名として残ると進言。お、意外とまともなことを言うじゃないか。
康煕帝はその進言を聞き入れて、秘密裏に明珠に王光裕の処分を任せる。
一方、王光裕は視察に来た官吏をおもてなし。
まったく進んでいない治水工事を隠そうと必死にもてなす王光裕。
そんな王光裕の態度に呆れた官吏たちは、王光裕の言い分を聞かずにさっさと帰ってしまう。
王光裕は自害の前に、娘に「絶対に中を見るなよ。これはお前たちの身を守ってくれるものだ」と言って、なにやら怪しげな秘密のノートを渡す。
王光裕の娘、父親に似ずにめちゃくちゃ可愛いな。村の被害をなんとも思ってないような発言を当たり前にするあたり、やっぱり王光裕の娘だなって思うけど。
このノート。怪しい匂いがぷんぷんする。のちのち重要になってくるんだろうな、このノート。大臣たちの弱みとか書いてるんだろうか? デスノートすぎる。
王光裕が役所に火を放ち、自害したことを知って、怒り心頭の康熙帝。
明珠を呼んでどうするんだと詰め寄るが、なんかこのシーン、コメディにしか見えないんですけど。BGMもとぼけた感じだったし、わざとコミカルに描いてるよね?
明珠が誰かの真似をして康熙帝に「似てる」とか言われてて、誰の真似をしてるのかな~と思ったら、どうやらの索額図の真似だったらしい。
あとからやって来た索額図が、つい先ほど明珠が真似をしたのとまったく同じことをやり出して、明珠がうわわわわってなってるの笑えた。
明珠ができる能吏かと思ったら、ただのポンコツおまぬけ官吏で一気に親しみが沸いたよ。
一方、河川が氾濫した地域では、なんかカッコいいイケオジが人命救助をしていた・・・という場面で次回へ続く。
いくらなんでも終わり方が唐突すぎる~。
これならちょっと前の朝廷のシーンで終わっておけばよかったんじゃないのか?
相変わらずのぶつ切り状態がひどいなあ・・・。