The History Hour

ドラマの感想や幻想水滸伝のプレイ日記が中心。推しを愛でるのが目的なのでネタバレ満載です☆

【アニメ】烏は主を選ばない #3:なにやら不穏な空気が漂ってきた

第3話「真の金烏」

なにやら不穏な空気が漂い始めた第3話。

いや~怖いな、朝廷って。こんなところで生活してたら息抜く暇がまったくないじゃん。

前半は若宮の人使いの荒さと雪哉の奮闘ぶりを微笑ましく見ていたら、後半でいろいろとぶっこんできた感じ。

あの長束って人の目つきがなんかすっげーヤバかったんだけど。こいつがラスボスなのか?ラスボスなのか? ラスボスとかそういう単純な話に収まらないんだろうけれど、今のところはとりあえずラスボス候補として見ておこう。

あと長束と一緒にいた見た目がごっつい赤毛のおっちゃん。あの人、第1話にも一瞬出てたよね。

前回あまりにもキャラの相関図がわからなかったから、第3話を見る前にもう一度第1話を見直したよ。そしたらいろいろ重要なシーンがいっぱいあってビックリした。初見時は世界観を把握するのとたくさん出てきたお姫様達の顔と名前と背景を覚えるのにいっぱいいっぱいで、なんかいろいろ見落としているというか全然頭に入ってなかったシーンがたくさんあることに気づいた。このアニメ、2~3話見たらもう一度見直すという見方をしたほうがいいかもしれない。ていうか、そうしないときちんと理解できない気がする。

 

で、話は戻って長束は若宮の異母兄で、この人が長男で帝の正室の子なんだけど、長束と若宮が幼い頃に重臣達の間で権力闘争があって、このとき長束派の人達が負けたので、若宮が側室の子であるにも関わらず皇太子になったと。

この長束って人が帝の器じゃなければ問題なかったんだろうけれど、どこからどう見ても切れ者だから本人は不満たらたらだろうな~。長束派の人達も不満たらたらだろうな~。しかも母親が違うとはいえ同じ帝の息子なのに、兄は普通の八咫烏で弟が真の金烏だもんね。真の金烏って八咫烏とはまったく違う生き物ってことだけど、それなのになんで同じ兄弟であるにも関わらず弟だけが真の金烏なんだ? 真の金烏って血筋とか関係なく生まれる突然変異みたいなものなのか? う~ん、よくわからないな。どうも腑に落ちない。不思議だな。

一方の若宮はうつけって言われているらしいけれど、こっちはこっちでどこがうつけなのかわからん。なんで周りからうつけって思われているのかわからん。だって普通に頭よさそうじゃん。なんか遊学先だかどっかから帰ってきてからおかしいと言われているみたいだけど、いったいその時に何があったんだろう。その辺のこともいつかは描かれるんだろうか?

あと側仕えの澄尾がめっちゃ人が好さそうだった。なんで若宮に仕えてるんだって思うくらいに人が好さそうだった。

 

ところでこの世界の人達って魔法?で服を変えられるのか? 雪哉が作務衣みたいな服に変身してたよね? この世界の人達の本来の姿が八咫烏だっていうのは理解した。そして烏→人間→烏に自在に変身できるってことも理解した。ああ、そうか。だから服も自由自在に変えられるってことか。人間の姿になるときに服も一緒に作ってるもんね。

 

あせびは雪哉の変身を見てずいぶん怯えていたけれど、これってなにか裏があるのかな? ただ単に驚いたというにはちょっと怯え方が尋常じゃなかったから気になる。東家の性質は腹黒らしいけど、あせびはそんな感じじゃないしな。あせびって本当に東家の人間なんだろうか。もしこれが腹黒の演技だとしたら凄すぎるけど。

真赭の薄は意外と真面目なんじゃないかという気がしてきた。第2話でも若宮に気に入られようと一年かけて衣かなんか縫っていたし、この人が一番大真面目に登殿に取り組んでいる気がする。若宮のことを慕ってもいるみたいだよね。なんかこんなに頑張っているんだから、彼女が若宮の妃に選ばれたらいいような気がしてきた。

 

あと同じ八咫烏でも強制的に変身能力を奪われてウマと呼ばれて使役されている人達がいるっていうのが恐ろしすぎる。ウマって馬ってことだよね? こえーな。だって自分たちと同じ人を馬って呼んでるんだよ。倫理観やばいだろ。

 

最後になったけど、新キャラでなんか短髪のカッコイイ女の人が出てきたね! カッコイイ女の人は好きだから、今後の活躍に期待したい。でも若宮や雪哉とは敵サイドの人っぽいな。

 

それにしても次回のタイトルは「御前会議」か。なんかまた難しくなりそうだな。きちんと理解できるように頭の中を整理しなくては。