#11 池に咲く蓮花
#12 恩讐の清算
今回は謎解きメインの回だと思っていたら、ラスト10分で怒涛の展開キターーー！！
まさか単孤刀の遺体がこんなに早く見つかるなんて。遺体探しは終盤まで引きずるものだと思ってた。こんなに早く見つかっちゃったら、このあと李蓮花はどうするんだろ？ 残りの余生を遺体探しのために生きてきたようなものなんでしょ？ そのために無理やり寿命を引き延ばしてきたようなものなんでしょ？ これで目的達成で、生きていく意味がないじゃん。このあとの展開が予測つかん。まあ、金鴛盟関連の陰謀に巻き込まれるんだろうけど。巻き込まれるのか、それとも自発的に動くのか。自発的に動くなら、四顧門か方多病のためになるんだろうな。個人的には巻き込まれるより自発的に動いてほしい。李蓮花の達観したような、すべてを諦めてるような態度が気に入らないんだよね。もっと自分のために生きようよ～。
さて、本編を順に追っていくと、まず気になったのが今回の事件の花婿がやけにイケメンだったこと。こいつ絶対に怪しいだろ～と思って見ていたら、やっぱりこいつが犯人だった。こういうドラマは見た目でだいたい犯人の予測がつく罠。しかもこのイケメン俳優さん、ちょっと演技が・・・う～ん、ちょっとなあ。あくまで個人的な感想だけど、私の目には演技がいまいちに映ったよ。ごめんね。でもイケメンなんだからこれから頑張れ。
そんでもって方多病に絵心があったのが意外だった。絵画の知識があるのもさることながら、似顔絵を描くのめっちゃうまいな！ 意外とアーティストな一面ももってたんだね。
しっかしこの屋敷、よく10年前の絵が今まで残ってたな。そんな他人に見られたらまずいものを10年間も放置しておくなよ。さっさと捨てればいいじゃん。この点が気になりすぎて、肝心の謎解き部分がまったく頭に入ってこなかった。気になるといえば、池に潜った李蓮花や笛飛声やその他大勢のモブ達が、池からあがってもまるで濡れてなかったのも気になった。妙なところでリアリティを追求しないんだね、華流ファンタジーは。
そんなこんなで気になる部分はありつつも、やっぱりこのドラマの魅力はキャラ同士の掛け合いだよね。思った通り金蓮花・笛飛声・方多病の迷コンビぶり！
特に笛飛声と方多病のやりとりがおもしろすぎる。方多病が調子にのってやりすぎて李蓮花が心配してるのもサイコー♪ 笛飛声はなんだかんだいって方多病みたいなタイプは嫌いじゃない気がする。なんたって金鴛盟一派は笛飛声に絶対服従だから、久々に他人から遠慮なく盾つかれてむしろ新鮮なのでは。いや、もうこの三人の凸凹具合がとても良い。噛み合っていないようで、肝心なところは外さないのも王道だ。
方多病がこっそりと笛飛声の身元を調べ始めたね。笛飛声も方多病のことを調べてるし、お互いに相手のことを調べる展開おもしろい。笛飛声は大物すぎて調べたらすぐに正体がわかりそうだけど、方多病のほうは別に正体を隠しているわけじゃないし一体何を調べるのかよくわからないけど。
ラストに女性キャラで一押しの角麗譙ちゃんが出た！ いやもうこの娘、ホントにいいキャラしてる。可愛い可愛い♪ そしてめっちゃ強いじゃん！！ 雲彼丘がまったく歯が立たないんだけど！ 雲彼丘のほうは好きな相手だから本気になれないだけかもしれないけど。笛飛声が強すぎて、金鴛盟一派の他の面々はザコ扱いしてたよ、ごめん。これだと金鴛盟一派の幹部連中はみんな強そうだな。
それにしても雲彼丘がちょろすぎる。前回あんなに李蓮花に毒をもったことを後悔してたのに、あっさり角麗譙に乗せられるなよ。こいつ、大丈夫か？ 自分がなさすぎるだろ。おまえのことをちょっとでも良い奴だと思って損したよ。一気に株が大暴落だ。くっそ～、割と好きなタイプだったのに。ホント残念すぎる。
ところで李蓮花と方多病が単孤刀を埋葬している間、笛飛声はどこに行ってたんだろ。だいたい単孤刀は笛飛声に殺されんだと思ってたけど違うのかな。直接的にそういう会話はないよね。10年前の戦いは単孤刀の弔い合戦とか言ってたけど、李蓮花は笛飛声のことを仇と思っている節はないんだよな～。ただ単に遺体の在りかを探しているだけで。金鴛盟一派の誰かが単孤刀を殺したっていうことかな。
単孤刀の遺体が綺麗すぎるのも気になった。10年前に死んでるんだから遺体というより遺骨になってるはずだよね、普通。でも、遺体が綺麗なことには誰も驚いていなかったし、この世界の武芸に秀でた人（仙人？）は、これが当たり前なんだろうか。よくわからんが内力とかいうものを持ってるから、普通の人とは違うってことかな？
いまだに世界観を理解しきれていないけど、次回からは物語が新たな展開を見せそうで楽しみ。遺体探しの旅は終わったから大好きな迷コンビは解散しちゃいそうだけど、今度は角麗譙が何を企んでいるのか気になるよ。
