第13話「烏に単は似合わない」
ちょっと待って～！ まったくなんにも終わらなかったんだけど！！
いや、一応これまでの謎は解けたけど！ 早桃の死の真相もわかったし、若宮の妃もちゃんと決まったけど！！
いや、でもなんだ、このモヤモヤ感は。あせびが、あせびがっ、あせびが結局なんの罪にも問われずに終わるのか。いや、あれじゃあ罪に問えないよな。あせびは直接手をくだしていないもんな。でも、周りの人間を自分の意のままに操って罪を犯させていくって・・・なんか金田一少年とかにもこういうキャラがいなかったか？ 犯罪コーディネイターみたいな奴。あせびってモロにそれじゃん。
若宮に「嫌い」発言をされたことだけが唯一のあせびへの罰か～。だけど、あせびはそれで引き下がるのか？ なんかそんなことで引き下がるような根性の娘じゃない気がするんだけど、一応これであせび編は決着がついたと思ってもいいのかな？ もうあせびが怖すぎるから、これ以上は出てこないで欲しい・・・けど、根性を見せてリベンジして欲しい気もなきにしもあらず。
なんか一番気の毒だったのは藤波だな～。あせびに裏切られ、兄に見放されて・・・不憫だな。藤波の行動原理が、あせびに嫌われたくない、兄に好かれたいっていう、他人に根差したものなのがよくなかったんだろうけどさ。でも、誰でも自分が好意を持っている相手には嫌われたくないって思うよな。その気持ち自体は悪いことじゃないよな。あせびにその気持ちを利用された藤波もある意味で被害者だよな。故意ではないにしろ早桃を殺した罪は消えないけどさ、若宮ももう少し藤波に寄り添ってあげてもいいんじゃないのか。若宮は正しくない相手には徹底的に冷たいのな。そういうとこ、正しいとは思うけど、あまりにも正しすぎてちょっと好きじゃない。
真赭の薄も気の毒だったな。あせびに好意を抱いていたのに、あんな形で裏切られるなんて。あせびの正体を知ってショックだっただろうな～。真赭の薄の心中を思うとやるせない。でも、浜木綿が思いのほか真赭の薄のことを買っていてちょっと嬉しかった。個人的には真赭の薄に若宮の妃になって欲しかったな。でも真赭の薄は若宮に本気で惚れてたから、妃になったら辛い思いをしただろうからこれで良かったのかな。
で、すみって誰？ いや、浜木綿＝すみだってことはわかってるんだけど、若宮との関係がよくわからない。ふたりは幼なじみなの？ それって、浜木綿の父親が当主殺しする前だよね？ でもそうすると浜木綿はお姫様のはずなのに、なんであんな男の子みたいなカッコしてたわけ？ で、いったいどこで若宮と出会ったの？ 若宮が子どもの頃に預けられていたのは西家じゃないのか？ ？？？？？？ わからん。まったくわからん。
浜木綿のことは好きだし、こうなったらもう若宮の妃になるのは浜木綿しかいないじゃんとも思うけど、なんかわだかまりが残るな。だって最初から若宮と浜木綿ってデキてたわけじゃん。いや、ふたりは単なる幼なじみで、別にデキてたわけじゃないんだけどさ～。なんだよ結局は子どもの頃からの仲良しかよって思ったら、ちょっとわけのわからないモヤモヤが。私が真赭の薄贔屓だったせいかもしれないけど。最初から他の姫達に勝ち目なんてなかったんじゃないかと思うとなんかモヤモヤが・・・ね。
で、ラストのアレはなんですか？ 進撃の巨人ですか？ 進撃の巨人でしょ！！
いきなりのホラー展開でビビったよ。なんだよあの怪物。こえーよ。いきなりなんかアニメのジャンルが変わってないか！？ もう巨人が怖くて怖くて、雪哉が垂氷に帰るエピソードとか、ほとんど頭に入ってこなかったんだけど！
雪哉、まさかこれでもうお役御免なんてことはないよな。まだまだ活躍してないもんな。きっと若宮の元へ戻ってくるよね。それとも次は垂氷が舞台になるのか？
どうやら次回から新章になるっぽい。ひとまずこれまでのエピソードに区切りがついて、今度は進撃の巨人と戦うことになるようだ。
もしかして今回が最終回かも？と思って見ていたので、まだまだ続いてくれて嬉しいよ。現在唯一視聴しているアニメだからな。このまま100話くらい続いてくれてもいいよ。
そして新章では澄尾の活躍プリーズ！
推しの澄尾の活躍が少なかったから、今度こそはカッコイイ澄尾のアクションが見たいぞ！ 頼む！！
