The History Hour

華流ドラマ・海外ドラマの感想や幻想水滸伝のプレイ日記が中心。推しを愛でるのが目的なのでネタバレ満載です☆

【2024夏】海のはじまり #4:弥生と水季で違ったこと

2024年7月22日(月) フジテレビ

今週は夏くんと弥生の関係が一歩前に進んでよかった。正直なところ先週はちょっとうだうだしすぎてて、これ、ちゃんと最後まで見ることができるかなあと心配だった。でも、今週は話が動いたね。いろいろ言いたいことはあるけれど、とにもかくにも夏くんと弥生がちゃんと向き合えてよかった。

 

それにしても相変わらず二人で海ちゃんの母になるならないの話を繰り返していて、そもそも結婚の約束もしていないのに、そのことばかり話しているのがどうにも気になるんだよな。前から何度も言っているけど、どうしていつまで経ってもこの二人は結婚について話し合わないんだろう。そりゃあ夏くんのスタンスはわかるよ。なんでもすぐには決めたくないっていう夏くんの言い分はわかるよ。

でも、海ちゃんという子どもがいるとわかった時点で、弥生と別れるという選択肢もあったわけだし、この二人はそのことについて一度も話をしていないんだよな。この先の二人の関係をどうしていくか話し合っていないんだよな。恋人に実は子どもがいたなんて物凄く大きな出来事なのに、なんか弥生もあっさり受け入れちゃってるのがな~。夏くんもそのことについて弥生に申し訳ないと思っているのかどうかよくわからないのがな~。どうにも気になるんだよな~。

弥生がそれでいいのだとしても、夏くんとしては本当にそれでいいのか弥生の気持ちをきちんと確かめるべきだろ。そういったお互いの気持ちの確認を一切していないのがとても気になる。特にこの二人はどちらとも相談して決めたい派なのに、なぜかそこはなあなあで自然の流れに任せているのがとても気になる。

 

まあそれは置いておいて、弥生と水季の回想シーンによる対比が興味深かった。水季はパートナーがいなくても子どもを産める家庭環境だったのに対し、弥生は産みたくても産めない環境だった。ここ、切ない。弥生も水季と同じ環境なら、きっと産んでいたんだろうな。相手に黙って産むのはよくないが、きちんと了承をとってなら問題ないと思うよ。相手ありきのことだからそう簡単にはいかないだろうし、了承を得るまでに大変な思いをするだろうけど、でも相手に黙って産むのはさすがにダメだと思う。今回は水季の回想シーンで当時の気持ちが描かれていたけど、せめて相手に黙って産むと決めたなら、両親にもきちんとそのことを説明してわかってもらうべきだったと思う。

 

それにしても今回は弥生の元カレにムカついたな。なんだよ、あの男。子どもができたら即中絶って頭から決めつけやがって。最初からそれしか頭にないのムカつく。

だいたい普通はさ、彼女が妊娠したって聞いたら、どうするって相手に聞くだろ。なんの疑いもなく「いつ中絶するの?」なんて、こいつ頭がおかしいんじゃないのか。デリカシーがないとか、共感力がないとか、そういうレベルじゃないよ。はっきり言ってただの馬鹿だ。こんなのモラハラ男だよ。あ~、もうほんとムカついた~。こいつ蹴り飛ばしてやりたい。

そのあとの店員さんにコーヒーを頼んで、でもやっぱり飲めなかった弥生が泣ける。もう中絶するからと思っても、やっぱりコーヒーは飲めないよな。お腹の中の赤ちゃんに悪いことはできないよな。そういう気持ち、あのモラハラ男は微塵もわかってないんだろうな。中絶したら、はい終わり。そうやって綺麗さっぱり忘れられるものじゃないんだって、弥生の心に深い傷が残るんだって、そういうことあの男にはまったく想像できないんだろうな。

 

で、今週の海ちゃんがなんかあざとく見えてしまった。離れかけた夏くんと弥生の心をつなぎとめる海ちゃんの手練手管が凄すぎて、この子って実はわかっててわざとやってるんじゃないのかと思ったよ。いくらなんでもこんなのさ、脚本を綺麗にまとめすぎだよ~。

とはいえ、夏くんと弥生がこれでようやくスタートラインに立てたのは良い。この調子で今後のふたりのこともちゃんと話し合ってほしい。

次回はいよいよ夏くんのご両親にお話しするっぽいね。