The History Hour

華流ドラマ・海外ドラマの感想や幻想水滸伝のプレイ日記が中心。推しを愛でるのが目的なのでネタバレ満載です☆

【朝ドラ】虎に翼 第20週:それぞれの家族、それぞれの在り方


今週の感想まとめ

轟~~~~~~!!!!!!!

ラストの轟の発言にすべて持っていかれたよ。

このドラマは毎回ラストに全部持っていかれるんだよな。そして頭が混乱して今週はいったいどんな話だったのか思い出せなくなってしまう・・・・・・。

 

寅ちゃんが三年ぶりに東京に帰ってきた。

新潟の皆さんもよかったけど、やっぱり東京の仲間が登場するとテンション上がる。新しい職場でも汐見さんと一緒なの嬉しい♪ 新キャラの漆間くんの今後の活躍にも期待したい。

よねちゃんの弁護士バッジめちゃくちゃカッコよかった! 弁護士事務所の名前の決め方が、じゃんけんっていうのがこの二人らしくていいよね。轟はよねちゃんを対等の立場で見ているんだよな。だから、じゃんけんで決めたんだよな。男だから俺の名前が先とか、反対にレディーファーストでよねちゃんに譲ったりしないところが、轟の轟たる所以だと思うたよ。

 

今週の本題は、猪爪家、星家、寅ちゃんと航一、直明と玲美ちゃんなど、それぞれの家族や在り方。

みんなで自分の意見を言い合って決める猪爪家。話し合いの場を「家族裁判」と称し、結論を「判決」と呼称するところが寅ちゃんらしくて笑ってしまう。そこに航一が加わると、本物の裁判官が二人もいて、なんだか余計にそれらしくなるな。

一方で、猪爪家とは対照的な星家。初めて航一の家族が登場したけど、みんなどこか含みのある態度。愛想はいいけど目が笑っていないと指摘する優未ちゃんは、人の心の機微に敏感な子に育ったな~。反対に寅ちゃんは他人の気持ちに鈍感だよね。

星家のみんなは思っていることを口に出さない人達。やっぱり航一の妻の照子さんがお亡くなりになったのが大きかったんだろうか。航一も戦後はずっとふさぎ込んでいただろうし、家族の間で会話がなくなってしまったんだろうな。星長官がご存命の頃はもう少しマシだったんだろうけど。

星家のみんなが寅ちゃんの語る航一の話に微妙な雰囲気になったのは、自分達の知っている航一の姿からかけ離れていたせいなんだろうな。そんな星家を象徴するように、部屋の照明がそれはまあ暗いこと。せめて照明を明るくすれば、みんなもう少し明るい気分になると思うぞ。以前に花岡の死が知らされた回の時にも書いたけど、このドラマって照明の演出がちょっと過剰なんだよな。なんだかわざとらしく感じるので、もう少し自然な演出でお願いしたい。

話が逸れたけど、今回のメインの一つだった直明と玲美の同居問題。結果的にどういう家族を築くのかは人それぞれってことだよな。花江ははるさんとはギクシャクしちゃったけど、玲美とはうまくいくかもしれないし。ていうか玲美の性格からすると、航一が言っていたように花江のほうが気をつかってうまくいかなくなりそうだ。玲美ちゃん、いい性格してるよな~。気が強いというよりも、自分にも周りにも物凄く正直なんだと思う。そんなところがこれまた気をつかいまくりな直明とうまくいく秘訣なのかもしれない。玲美が思ったことをなんでも口にしてくれるので、直明は玲美に対しては不要な気をつかわずに済むのかもしれない。

そして寅子と航一。航一が三度目のプロポーズでやっと寅ちゃんに通じた! 最初のプロポーズはさすがに回りくどすぎて私も気づかなかったよ。で、最初の航一のプロポーズの言葉ってなんだっけ?(笑)

永遠の愛を誓わないお付き合いを始めた寅ちゃんからすれば、航一との結婚がピンとこないのは仕方がないのかもな。結婚がゴールではないけれど、だからといって結婚しないということに、こだわらなくてもいいと思うぞ。寅ちゃんがいったいどうするのか、星家の家族問題も絡めて今後の成り行きを見守りたい。

 

そしてラストに轟の爆弾発言! まあ轟はよねちゃんに花岡との関係を指摘されていたし、前々から伏線が張られていたわけだけど、あまりにもよねちゃんとの相性が良すぎたせいか、その可能性に考えが及ばなかったよ。あれは花岡との関係だけが轟にとって特別なんだと思ってた。

別によねちゃんと恋愛関係にならない未来もいいなとは思っていたけど、轟に同性のパートナーができる未来はさすがに考えてなかったな~。まさか轟がはっきりと男性とお付き合いする日がくるとはな~。特にこの時代のことを考えると、轟自身が自覚するのも難しかっただろなあ。なんというか、こういうことになったのはむしろ轟らしいというか。ビックリしたけど、轟らしいというか。ジェンダーに囚われないところは、本当に轟らしいよね。

うん。轟がいいならそれでいいよ。でも、よねちゃんとは今の関係のままでいてね。二人の間に恋愛感情がなくても、轟を一番理解しているのはよねちゃんで、よねちゃんを一番理解しているのは轟だと信じてる。それは未来永劫変わらないと信じている。でも、そうなると轟のパートナーが可哀そうかな。でも別にそれでもいいじゃないか。たとえ永遠の愛を誓った夫婦でも、相手のことをすべて理解できるわけじゃないもんな。むしろ配偶者より友達のほうが言いやすいことだってあるもんな。轟とよねちゃんには、ずっとそういう関係のパートナーでいてほしい。しかしそうなるとよねちゃんは一生独身なのかなあ。よねちゃんが唯一心を許せる男性は轟しかいないもんな。もしかしたらよねちゃんにも今後現れるのかもしれないけどさ。ライアンが独身だったら、ライアンでもいいなと思ってる。

次週は轟のことも含めて、今回以上にそれぞれの在り方が問われる週になりそうだ。

 

つぶやき(今週のまとめに書ききれなかった日々の感想)

※Xに投稿済み。投稿時より追記・修正あり

本日(8/12)の『虎に翼』(96)

・子どもに「永遠を誓わない愛」宣言する寅ちゃん
・稲さんが・・・😢
・優未ちゃんも「はて」言い出した!
・花江ちゃんの髪型がすっかりおばさんになってるよ
・直治が直道さんにそっくりだ
・花江ちゃん、さすがにお嫁さんの気持ちがよくわかってる

 

本日(8/13)の『虎に翼』(97)

・よねちゃん弁護士バッジおめでとう!
・梅子さんのおにぎりだよね?おいしそう
・寅子とよねで追いかけっこ(笑)
・予告のじゃんけんの真相はそうだったのか!
・じゃんけんで事務所名を決めるとは轟ジェントルマン
・ライアンとよねちゃんの出会いを見たかった
・また汐見さんと一緒♪
・桂場と梅子の静かなる戦い
・最後に微妙な雰囲気になっちゃったな

 

本日(8/14)の『虎に翼』(98)

・航一、実は2度目のプロポーズ?
・気づく優未ちゃん、気づかない寅ちゃん
・優未ちゃんは心の機微に敏感だな
・寅ちゃんは理屈っぽすぎる
・直明はPTSDに苦しんでるのか
・これは色々考えさせられる裁判
・告訴の内容が辛すぎる
・轟が尻に敷かれてるぞ

 

本日(8/15)の『虎に翼』(99)

・梅子さん、まるで果し合いのような言い方になってる
・道男も家族として呼ばれてる♪
・皆まずは窓からご挨拶
・「寅ちゃんでこりごり」一言多い直治、素直でよろし
・皆で円になって家族裁判
・道男の「寅子」呼びに反応する航一
・玲美が嫁だと花江ほうが遠慮しそうだ
・直人と直治がいい子すぎる
・玲美さん正直すぎておもしろい
・航一と玲美の個性が強烈で家族裁判がおもしろいことになってる

 

本日(8/16)の『虎に翼』(100)

・直明の唯一のお願いが「家族との同居」なの泣ける
・判決って言い方(笑)
・「花江が気をつかう」航一の意見に賛成だ
・気の強い玲美と優しい直明の組み合わせ良い
・航一の嫉妬の仕方がわかりやすいな(笑)
・航一の反応がいちいちおもしろい
・ついに明確なプロポーズきた!
・星家は照明を明るくしたほうがいいぞ
・話し合う猪爪家と黙り込む星家
・ラストにまさかの驚きの轟
・いい男はすぐに売れるんだな

 

★参加中のはてなグループ