The History Hour

華流ドラマ・海外ドラマの感想や幻想水滸伝のプレイ日記が中心。推しを愛でるのが目的なのでネタバレ満載です☆

【華流ドラマ】蓮花楼 #29,#30:李蓮花の余命に方多病が大慌て

閻魔の嫁とりって、てっきり離児がさらわれるのかと思ったら、まさかの方多病のお義母さん! いや、まさかすぎ。人妻だから安心しきっていたよ。花嫁が人妻でいいのかと思ったけど、目的は色っぽいことではなくて、解毒のための生贄だった。なるほど。解毒したいだけだから、別に誰でもいいわけか。閻魔の嫁とりと思わせるために、若い女性を狙っていただけなんだな。

母親を誘拐されて、うろたえる方多病が可愛いな。大好きなんだな、義母のこと。実の親子じゃないのにお互いに相手のことを大切にしてるこの親子関係がとても好きだ。

 

閻魔の嫁とりの犯人は、牛頭馬面の兄弟だった。この兄弟のエピソード、連泉にダマされて毒を盛られて、兄を助けるために弟がすべての毒を引き受けた・・・ところまではいい話なんだけど、そのあとがよろしくない。お寺の住職を殺して本人に成りすまし、若い女性をさらっては弟の体内の毒を移して殺しと、本当によろしくない。このふたりは兄弟愛は強いけど、自分達以外の人間はどうなってもいいんだな。生き延びるためにはどうしようもなくて仕方なくそうしてた・・・ならまだ同情の余地もあるけど、どこの誰が何人死のうがまったく気にしてないからダメだ。

弟のほうを捕まえて拷問にかけるシーンは、方多病に拷問なんて似合わないよと思ったら、やっぱりというかなんというかギャグだった。痛みを与えるだけならともかく、くすぐりの刑って・・・やってることがお茶目だな。さすが方多病のお義母さん。この人おもしろいな。

 

雲彼丘は李蓮花の正体に気づいていなかったのか。てっきりもう知っているものだとばかり思っていた。石水は雲彼丘を信用していないんだな。石水はいつも怒っているけど、四顧門では一番よく物事が見えている気がする。女性キャラの中では、方多病のお義母さんの次に石水が好きかもしれない。あ、一番好きなのは、もちろん角麗譙ちゃんね。

 

方多病は李蓮花に騙され続けてきた結果、ずいぶん賢くなったよ。真実を話す気になったら呼べとか、なかなかいいアプローチだ。でも根が素直なお坊ちゃんだから、李蓮花がケガをしたと言われればすぐ様子を見にいっちゃうし、具合が悪いと知れば怒っていたことなんか忘れて本気で心配しちゃうんだよな。ホントいい子すぎる。この子の中に悪意というものが存在するのか? お義母さんの育て方がよっぽどよかったに違いない。

 

李蓮花の余命がヤバくなってきて、方多病が駆け回るよ! まずは関先生のもとへ。関先生、相変わらずのイケメンだ。このドラマに登場する味方サイドの男性はみんなイケメンだ。

関先生の説明で、ようやく李蓮花の謎が解けたよ。碧茶の毒で戦えない体になったって言ってたのに、けっこうよく戦ってるじゃん。短時間なら戦えるのか? とずっと疑問に思っていたんだけど、戦うと毒の回りが早くなって余命が短くなるから戦わなかったってことなのか。なるほどな。それに短時間しか体がもたないってのも確かみたいだけど。方多病の誤解もとけて、ここからは金鴛盟や黒幕の存在はいったん忘れて、李蓮花を助けるために奔走することになりそうだ。十年以上の内力を持ったものにしか助けられないとかなんとか言っていたけど、一人いるじゃん。笛飛声だろ。そんなの笛飛声しかいないだろ。笛飛声に助けてもらえ。

 

その笛飛声は、最後の最後でやっと登場~!! このところ笛飛声の登場が待ち遠しすぎる。はっきり言ってルックスはまったく好みじゃないんだけど、笛飛声の性格と立ち位置がおいしすぎる。しかも久々に登場したと思ったら、なんて素敵な衣装を着てるんだ。もうその衣装だけでカッコいいぞ。

ところで麗譙ちゃんってMだよね? 冷たい目にゾクゾクするとか言ってたもんね? 麗譙ちゃんの気持ちはわかるぞ。味覚音痴でお茶目な笛飛声もいいが、無表情で蔑むような目で見てくる笛飛声ってなんかグッとくるよな。