The History Hour

華流ドラマ・海外ドラマの感想や幻想水滸伝のプレイ日記が中心。推しを愛でるのが目的なのでネタバレ満載です☆

【朝ドラ】虎に翼 第18週:太郎の株が爆上がり


今週の感想まとめ

航一の過去が明らかになった第18週。みんなそれぞれいろんな事情を抱えているんだな。個人的には太郎の株がかなり爆上がりした。なんかいろいろ鬱陶しいし、考え方が田舎の古いおっさんだし、いちいち寅ちゃんとの顔の距離が近いしで、新潟編で一番のウザいキャラになっているけど、肝心なところは外さない。人として最も大切なところはきちんと持っている人。放火事件の裁判でも朝鮮人への偏見は持っていなかったし、航一の過去に関しても責めたりはしなかったもんな。

 

入倉もなんだかんだで良い人だとわかって嬉しい。彼は世間一般の代表者みたいなものなんだろう。当時の朝鮮人への認識は、入倉みたいな考え方が一般的だったんだろうな。入倉が言っていたように、相手が敵意を持っていたら、こっちも敵意を抱くもの。お互いに身を守ろうとして、隔たりが生まれてしまってる面もあるのかもしれない。

 

そして航一の過去が意外すぎた。戦争で何かあったんだろうとは思っていたけど、まさかそんな経緯があったとは。総力戦研究室? これってドラマの中だけでなく、実際にあった部署なんだろうか? だとしたら、アメリカと開戦する前から敗戦はわかってたってことじゃないか。

言われてみれば太平洋戦争を描いた映画やドラマでは、よく軍の高官とかがアメリカと戦争をすれば負けると言ってるよな。実際に総力戦研究室があったのかどうかは知らないけれど、たぶん当時の有識者達には開戦前から日本の敗戦がわかっていたんだろうな。だから短期決戦で米国に打撃を与えて、有利な条約を結ぼうとしていたわけだし。

う~ん。知らぬは一般人だけか。今も昔も権力者による情報操作って恐ろしい。

 

航一の過去については私は何も語れない。航一は敗戦を知っていたけれども、それを世間一般に公表できる立場になかったわけだし。たとえ公表したところで誰も信じなかっただろうし。

戦争で大勢の人が亡くなったのは航一のせいじゃないけれども、ずっと航一はそのことを背負い続けてきたんだな。自分の気持ちにふたをして、一人で抱え込んできたんだな。まさかあんなふうに泣き崩れるとは思わなかったよ。それだけ心の重荷になっていたんだなあ。心の奥にしまっていたふたを開けたら、感情があふれ出して止まらなくなってしまったんだな。航一、切ないよ・・・。

 

来週は、寅ちゃんが航一への想いを自覚するのかな? 伴侶と死別した場合、心の折り合いをどうつけるのか。経験がないからなんとも言えないけれど、航一と寅ちゃんがお互いに思い合っているなら応援したい。

そして美佐江! いよいよ来週は美佐江の回か!? 美佐江の登場を期待してるぞ。

 

つぶやき(今週のまとめに書ききれなかった日々の感想)

※Xに投稿済み。投稿時より追記・修正あり

本日(7/29)の『虎に翼』(86)

・優未ちゃん、寅ちゃんより大人だな
・何事もなかったような美佐江の笑顔が恐い
・今も昔も移民問題は難しいな
・小野さん、韓国人の知り合いがいる?
・入倉は一般意見の代表者
・航一、麻雀パイを見て嬉しそう

 

本日(7/30)の『虎に翼』(87)

・次郎、親切面したおせっかいだな
・高瀬さんの顔芸(笑)
・そうめんに天ぷら美味しそう
・「私なりの答え」寅ちゃんのスタンス
・すぐ怒る友達→よねちゃん(笑)
・入倉との世代間ギャップ
ライトハウスになんの嫌がらせだ

 

本日(7/31)の『虎に翼』(88)

・小野さんの「あり~がとございます」言い方かわいい
・夕飯のお菓子に埋もれる漬物の違和感よ
・優未ちゃんのライトハウスデビューは稲さんとか
・なんてピンポイントな慣用句の誤訳
・被告の弟はなんで肝心な時に傍聴に来てなかったんだ
・検察の証拠の検証が甘すぎる

 

本日(8/1)の『虎に翼』(89)

・太郎の手紙の読み方カッコよかった
・太郎、相変わらず寅ちゃんと顔近い
・入倉、あれは怯えた顔だったのか
・寅ちゃん達、四人掛けテーブルに座らないのね

 

本日(8/2)の『虎に翼』(90)

・普段はうざいことばかり言っていても肝心なところは外さない太郎
・回想に直道さんが出てくると泣ける
・航一の過去が予想を遥かに超えていた
・航一はずっと自分の気持ちを抑え込んでいたのか
・総力戦研究室って実際にあったのかな? 勉強不足で申し訳ない