いや、もう執念が凄まじい回だった。
みんな、それぞれに執念が凄まじい。
なかでも彼女の執念がやっぱり一番凄かった！！
麗譙ちゃん！？ ちょっと待って！？！？
いくらなんでもやりすぎよ！？！？！？
いや、もうビビった～。マジでビビった～～～。
いくら笛飛声が大好きだからって、いくらなんでもやりすぎだよ！ 見ていてさすがに引くレベルだよ！！ あまりのエゲツつなさに驚愕だよ！！
麗譙ちゃんのことは好きだけど、笛飛声のことはもっと大好きだからな。俺達の阿飛になにするんだよってなったよ。いくら麗譙ちゃんでも許さないぞ。
李蓮花と方多病はもっと早く来てくれ～。おまえら互いのピンチにはすぐ駆けつけるのに、笛飛声の時にはなかなか助けに来ないのな。いや、笛飛声がピンチだなんて知る由もないのはわかってるけど。それ以前に彼らには笛飛声を助ける義理がないのもわかってるけど。でもでもでもっ、阿飛はいっぱい君らを助けてくれたじゃないか～。記憶がないからだとしても助けてくれたじゃないか～。言いがかりも甚だしいことは百も承知だが、笛飛声があまりにも痛々しすぎてつい八つ当たりしちゃったよ。
さて、物語は何暁鳳の消えた新夫探しから。
まさか花婿の正体が女性だったとは。これはちょっと意外すぎる。だから前回あれだけイケメンイケメンと騒がれていたのに、画面に一度も顔が映らなかったのか。そりゃそうだよな。映っていたら女性だと一発で視聴者にバレるもんな。
それにしても一時的に性別を変えられる技ってチートだな。でも考えてみれば単孤刀だって実は生きていたのだから、性別を変える技があっても不思議じゃないか。ちょっとこのドラマはリアルとファンタジーの線引きが難しいな。どこまでがリアルで、どこまでがファンタジーなのか。思いっきりファンタジーの世界なら別にいいんだけど、割とミステリー仕立てなところがあるから、なんでもありになっちゃうと事件が成り立たなくなっちゃうもんな。そう考えると、ファンタジーとミステリーって相性がすこぶる悪い。
そして待ちに待った単孤刀が登場！ なんかガメラみたいな乗り物でやって来たよ。ガメラの上に仁王立ちして得意満面になっているのおもしろい。こいつは正体がバレてから、悪役を地でいってて最高だな！ 相変わらず方多病へのアプローチの仕方がマズすぎる。
それにしても単孤刀は李相夷がどれだけ嫌いなんだよ。まあ、単孤刀の気持ちもわからなくはない。お師匠さんは立派な人に見えるのに、どうして単孤刀の気持ちを汲み取ることができなかったんだろう。まあ、回想シーンのお師匠さんは李蓮花の想い出なので、単孤刀の時と同様に美化されている可能性大だけど。親が子どもに優劣をつけるのはダメだよな～。単孤刀が捻くれたのは間違いなく師匠のせいだよ。もともと捻くれやすい性格だったのだとしても、ちゃんと愛してあげていればここまでこじれなかっただろうに。単孤刀の本質を見抜いていたのだとしても、接し方を間違えた感は否めない。
ガメラが空を飛んで天機山荘を壊していくよ～。ここのアクションシーンはおもしろかった。特に空飛ぶガメラが（笑）。そのガメラをぶっ壊す天機山荘の絡繰り仕掛けの設定もおもしろかったな。氷片は単孤刀にすべて奪われちゃったけど、今回の事件できっと暁鳳と展雲飛の絆は深まったよね。ところで李蓮花はバトルのあとに一人で酔拳を披露していたけど、あんたもう寿命が残り少ないんだから余計なところで内力を使うなと言いたい。
で、笛家のシーン。
まさか笛飛声の過去が回収される日がくるとは思わなかった。だって笛家まで話を広げたら、このドラマ収集がつかなくなっちゃうじゃないか。そう思っていたけど、実際はそんなことなかった。笛飛声が強すぎて、あっというまに笛家が全滅した。
笛飛声が単孤刀に協力していたのは、業火虫を使って体内の虫を追い出すためだったんだな。体内にいた虫のせいで、笛家の主に逆らえなかったわけか。笛飛声は敵と定めた相手にはまったく容赦がないけど、自分と同じ境遇の子どもには優しいんだな。こういうギャップがあるところに、ファンはグッとくるんだよ。
それにしてもこのシーン、BGMがめちゃくちゃカッコよかった！ もうなんかラスボスに使えそうなレベルだったよ。
そしてラストは李蓮花と方多病で業火虫の母虫探し。これまであまり出番のなかった方多病のお父ちゃんがいい働きをした。次回は皇宮に突入か！？
