The History Hour

ドラマの感想や幻想水滸伝のプレイ日記が中心。推しを愛でるのが目的なのでネタバレ満載です☆

【アニメ】烏は主を選ばない #5:なかなかエグイ展開だった

第5話「粛清」

いや~、なかなかエグイ展開だった。

けっこう容赦ない描写を入れてくるなあ。これってこういうアニメなのね。もっと楽しい冒険活劇ものかと思っていたけれど、そういうわけでもないらしい。そういえば前回もモブの腕が吹っ飛んでいったもんな。これは心を入れ替えて見たほうがいいかもしれない。今後も割とリアルに血みどろ展開が待ち受けていそう・・・。

 

いきなり賭場から始まって何事かと思ったら、借金のかたに雪哉が置いていかれちゃったよ。若宮めっちゃ賭け事よわっ・・・て思ったけど、もしかしてこれも作戦のうち?わざと負けたんだろうか? いや、本当に弱いと見た(笑)。

雪哉くん、普通に肉体労働でよかったね。お姉さんがたに可愛がられてるし。職場のおっちゃん達にも評判いいし。

若宮になぐりかかる雪哉。まあ、そりゃそうなるよな~。若宮、あっさり雪哉のパンチを避けてた。やっぱりこいつ強いじゃないか。

 

長束派の会合。路近と敦房のように、長束派の中でも反目があるんだなということがわかった。それにしてもこいつら集まる時、ちょっといくらなんでもわかりやすく怪しい集団すぎないか。あんな怪しげな見た目でやって来たら、怪しんでくれと言ってるようなもんだろ~。

路近が想像していたのとは違って本気で恐いおっちゃんだった。若宮とは敵対勢力にいるけれど、もっと大雑把な感じの気のいいおっちゃんかと思ってた。この人も闇が深そうだな。

敦房も意外と気が強かった。パッと見はモブに紛れそうなほど普通の見た目なんだけど、思いのほか強気なんだよなあ。あんなにごっつい路近にもビシッと物が言えるくらいだし。もうちょっと温厚で気の弱いキャラかと思ってたよ。いいじゃないか。敦房の好感度が急上昇中。なんか次回は活躍?してくれそうなんで期待しているよ。

 

若宮は冷静沈着な切れ者タイプかと思っていたけど、実は天然キャラなのかな? 作戦なら先に言っておいてくれ~。そりゃそうだ。雪哉が正しい。

 

今回もこのアニメ独特の言い回しが出てきたね。女官達がしている噂を「さえずる」と表現しているのおもしろい。前回は口のことを「くちばし」と表現していたし、こういうちょっとしたところで世界観が表れるのなんか好き。

 

ところで真赭の薄って、実はすっごく一途なんじゃない? 前にもそう思わせる描写があったけど、やっぱり本気で若宮のことを想っているような気がしてきた。いいね、いいね。真赭の薄がだんだん好きになってきたよ。恋に一途な女、いいね。

そんでもって、あせびの回想シーンに出てきた子若宮の隣にいたのって、子澄尾だよね? 後ろ姿がチラッと映っただけだけど、子若宮よりも子澄尾のほうが気になって仕方がなかった。あかん。私、やっぱり澄尾が好きだ。子澄尾、めちゃ可愛かったよ。後ろ姿だけでも可愛かったよ。

 

今回もコンスタンスに澄尾が見られて幸せだった。と思っていたら、ラストの止め絵が澄尾だよ! あざっす。澄尾のファンサ、あざっす。来週も澄尾を楽しみにしてる♪

 

【アニメ】烏は主を選ばない #4:澄尾がめちゃくちゃカッコイイ!

第4話「御前会議」

のっけから不穏な空気の御前会議!

口を慎むではなくて、「くちばしを慎まれよ」って言ってるの地味にウケた(笑)。

そうか。正体は八咫烏だから、口ではなく「くちばし」なんだね。

それにしても若宮はやたらと周囲を煽りに煽りまくるな~と思ったら、あとで作戦だったことがわかった。それにしても煽りすぎだろ。皇太子が陛下に対してあの態度で許されるのか? 真の金烏だから許されるってことなのか???

そんでもって今上陛下がすっげー普通の人でビックリした。ここまで御簾に隠れて一言も発さず謎のベールに包まれていたからもう少し怪しい人なのかと思っていたけど、見た目からしてすっげー普通だった。今上陛下の出番は今回で終わりかな~。どう見ても長束とその母のほうがボス感あるもんな~。

そういえば通せんぼをしていた路近があっさりと扉を開けた理由がわからなかったけど、あれも真の金烏の力ってことなんだろうか? 若宮の目が光ってたもんな。

長束は坊さんだったんだね。そう言われてみれば着ている服が坊さんだけど、長髪だから坊さんだとは思わなかった。あれかな。子どもの頃にあった皇太子争いに敗れたときに坊さんにさせられたのかな。今回で長束の性格がちょっとわかった。もう少し温和な人かと思っていたけど、母親によく似た激しい気性の持ち主のような気がする。

敦房は今回初めて出てきたよね? 見た目はなんかパッとしない感じだけど、声がやたらとイケメンで気に入った♪

 

御前会議が終わって、若宮と雪哉で花街帰り。

雪哉が御前会議での若宮を「なんであんな敵を増やすようなことを~」って言ってるの良かった。やっぱりそう見えてたんだ。

と思ったら、おっと、明らかにモブなゴロツキが出てきたよ!

こいつらモブだろ。すぐヤられるだろと思ったら、まさかあんなに派手に腕が飛ぶなんて! ちょっとビビった。マジでビビった。腕が飛ぶ描写、エグイな。

でもでもっ、澄尾がカッコよかったな!!

空中で刀を受け取ってそのまま切りかかるところとか! すっげーアクション、めちゃくちゃカッコよかった!!

それなのに、その後のゴロツキが毒で泡を吹いて死ぬ描写がエグくて・・・いや、マジで怖いわ、このアニメ。進撃の巨人に比べればこのくらい大したことないだろと思うけど、アレとは世界観が違うからね。あっちはアレが日常茶飯事だけど、こっちはまた別だからね。

 

ゴロツキを成敗したあとに雪哉が倒れたことには理由がありそう。あんなの目の当りにしたら普通は倒れて当然だけど、雪哉の場合はなんか他にも別の理由がある気がする。深読みしすぎか?

深読みしすぎといえば、若宮はなんで雪哉にあんなに優しいんだろと思ったら、その後の会話で理由がわかったけれど、う~ん、でも他にも理由がありそうなんだよな~。昔、雪哉が金烏姿の若宮と会ったことと関係しているんだろうか?

 

若宮の実母は西家の人間だったんだね。覚えとこ。

 

雪哉が若宮の近習になることを承諾したと思ったら、澄尾がいきなりめっちゃくだけた口調になった! え、ちょっと待って。澄男ったら実はとってもフレンドリーじゃん。うっわ~、どうしよう。私、澄男のこと好きかも。いきなり株が急上昇なんだけど。アクションもめちゃくちゃ強いしさあ。デキル男、澄尾。気さくな男、澄尾。現時点での一押しだわ、澄尾。

 

で、ラストのあれはいったいどういうことだ。

雪哉、どうした。何があった。

 

次回タイトル「粛清」。おそろしすぎるだろ。

 

【アニメ】烏は主を選ばない #3:なにやら不穏な空気が漂ってきた

第3話「真の金烏」

なにやら不穏な空気が漂い始めた第3話。

いや~怖いな、朝廷って。こんなところで生活してたら息抜く暇がまったくないじゃん。

前半は若宮の人使いの荒さと雪哉の奮闘ぶりを微笑ましく見ていたら、後半でいろいろとぶっこんできた感じ。

あの長束って人の目つきがなんかすっげーヤバかったんだけど。こいつがラスボスなのか?ラスボスなのか? ラスボスとかそういう単純な話に収まらないんだろうけれど、今のところはとりあえずラスボス候補として見ておこう。

あと長束と一緒にいた見た目がごっつい赤毛のおっちゃん。あの人、第1話にも一瞬出てたよね。

前回あまりにもキャラの相関図がわからなかったから、第3話を見る前にもう一度第1話を見直したよ。そしたらいろいろ重要なシーンがいっぱいあってビックリした。初見時は世界観を把握するのとたくさん出てきたお姫様達の顔と名前と背景を覚えるのにいっぱいいっぱいで、なんかいろいろ見落としているというか全然頭に入ってなかったシーンがたくさんあることに気づいた。このアニメ、2~3話見たらもう一度見直すという見方をしたほうがいいかもしれない。ていうか、そうしないときちんと理解できない気がする。

 

で、話は戻って長束は若宮の異母兄で、この人が長男で帝の正室の子なんだけど、長束と若宮が幼い頃に重臣達の間で権力闘争があって、このとき長束派の人達が負けたので、若宮が側室の子であるにも関わらず皇太子になったと。

この長束って人が帝の器じゃなければ問題なかったんだろうけれど、どこからどう見ても切れ者だから本人は不満たらたらだろうな~。長束派の人達も不満たらたらだろうな~。しかも母親が違うとはいえ同じ帝の息子なのに、兄は普通の八咫烏で弟が真の金烏だもんね。真の金烏って八咫烏とはまったく違う生き物ってことだけど、それなのになんで同じ兄弟であるにも関わらず弟だけが真の金烏なんだ? 真の金烏って血筋とか関係なく生まれる突然変異みたいなものなのか? う~ん、よくわからないな。どうも腑に落ちない。不思議だな。

一方の若宮はうつけって言われているらしいけれど、こっちはこっちでどこがうつけなのかわからん。なんで周りからうつけって思われているのかわからん。だって普通に頭よさそうじゃん。なんか遊学先だかどっかから帰ってきてからおかしいと言われているみたいだけど、いったいその時に何があったんだろう。その辺のこともいつかは描かれるんだろうか?

あと側仕えの澄尾がめっちゃ人が好さそうだった。なんで若宮に仕えてるんだって思うくらいに人が好さそうだった。

 

ところでこの世界の人達って魔法?で服を変えられるのか? 雪哉が作務衣みたいな服に変身してたよね? この世界の人達の本来の姿が八咫烏だっていうのは理解した。そして烏→人間→烏に自在に変身できるってことも理解した。ああ、そうか。だから服も自由自在に変えられるってことか。人間の姿になるときに服も一緒に作ってるもんね。

 

あせびは雪哉の変身を見てずいぶん怯えていたけれど、これってなにか裏があるのかな? ただ単に驚いたというにはちょっと怯え方が尋常じゃなかったから気になる。東家の性質は腹黒らしいけど、あせびはそんな感じじゃないしな。あせびって本当に東家の人間なんだろうか。もしこれが腹黒の演技だとしたら凄すぎるけど。

真赭の薄は意外と真面目なんじゃないかという気がしてきた。第2話でも若宮に気に入られようと一年かけて衣かなんか縫っていたし、この人が一番大真面目に登殿に取り組んでいる気がする。若宮のことを慕ってもいるみたいだよね。なんかこんなに頑張っているんだから、彼女が若宮の妃に選ばれたらいいような気がしてきた。

 

あと同じ八咫烏でも強制的に変身能力を奪われてウマと呼ばれて使役されている人達がいるっていうのが恐ろしすぎる。ウマって馬ってことだよね? こえーな。だって自分たちと同じ人を馬って呼んでるんだよ。倫理観やばいだろ。

 

最後になったけど、新キャラでなんか短髪のカッコイイ女の人が出てきたね! カッコイイ女の人は好きだから、今後の活躍に期待したい。でも若宮や雪哉とは敵サイドの人っぽいな。

 

それにしても次回のタイトルは「御前会議」か。なんかまた難しくなりそうだな。きちんと理解できるように頭の中を整理しなくては。