The History Hour

華流ドラマ・海外ドラマの感想や幻想水滸伝のプレイ日記が中心。推しを愛でるのが目的なのでネタバレ満載です☆

【アニメ】チ。-地球の運動について- #1,#2:師弟っていいよね

2024年10月5日(土)NHK総合テレビ

ついに始まった。

めちゃくちゃ期待してたけど、期待を裏切らないおもしろさだった~!

あ~、ホントめっちゃおもしろい~! 久々かもしれないな、第一話から頭の中が???でいっぱいにならないアニメを見るのは(笑)。

『烏は主を選ばない』も『ばいばい、アース』もファンタジーだったから、世界観を把握するのに凄く時間がかかったんだよなあ。『ばいばい、アース』にいたっては、世界観を把握する前に第1シーズンが終わっちゃったからな。

それに比べて今回は現実世界のお話だからなんとわかりやすいことか! この時代のヨーロッパのことなんてほとんど何も知らないけれど、それでも人間の生態は今も昔も変わりないからな~。それに何も知らないといっても、異端審問や魔女狩りくらいはなんとなくわかるし。中世のヨーロッパってホント暗いイメージしかないよ。

 

冒頭から陰惨なシーンで、あれはかなりエグかった。爪を剥ぐ拷問シーンなんて、シルエットでも見たくないよ。ほんとダメなんだよ、ああいうの。もう血圧が上がりっぱなしだよ。しばらく自分の爪がむずむずして気持ち悪くて仕方なかった。いかん。思い出したらまた爪がむずむずしてきた。

 

主人公のラファウくん。ああいう子、けっこう好きだよ。賢く合理的に生きようとする子。本音を隠して平穏無事にうまく立ち回って生きていこうとする子。今後もヘタに正義感を振りかざすに、表向きはいい子の仮面をかぶってうまく周りを騙しながら隠れて地動説の研究を続けてほしい。ほんともう嫌だから拷問シーンを見るのは。

ラファウの養父?のポトツキさんは、一見すると穏やかな善人そうに見えて裏がある感じが恐いなあ~。裏があると言えば、あの拷問していたノヴァクって人も二面性があって恐いなあ~。このアニメの登場人物は誰も彼も表の顔と裏の顔を持っていてホント恐いよ~。

それに比べたら、フベルトさんはいい人だった。最初は「やだ、なにこの人、恐いんだけどっ」って思ったけど、ふたを開けたらこの人は裏も表も同じ顔で一番まともな人だった。最初はホントに恐かったけど。ラファウにもう手伝いは必要ないって言ったときは、「こいつ、うら若き少年を巻き込んでおいて途中で放り出すんかい」って思ったけど。実は放り出したんじゃなくて、ラファウに志を継いだんだよな。それがわかったとき、いやこの人すごい人だと思った。短期間だったのに、フベルトさんとラファウがちゃんと師弟関係を築いていてよかった。フベルトさんのラストシーンはマジでよかったな。ついでに言うとフベルトさんがイケボすぎた。

 

いや、ホントこれうまく出来てるいいアニメだわ。原作の評価が高いのもわかる。アニメのイラストも凄く綺麗だった。人物画が美しいのはもちろん、建物や風景などの背景画が抜群に綺麗だった。『烏は主を選ばない』もそうだったけど、人物以外の部分が丁寧に描かれているアニメにハズレはないと思っている。

それにしても昔は夜空にあれだけの星が見えてたんだよな~。現代でも都会を離れて明かりの少ないところに行くと、驚くほどたくさんの星が見えるんだよね。その昔、山小屋で一泊した時に見た星空を今でも忘れられない。あれはマジで感動ものだった。想像していたよりも何百倍も多くの星が夜空に輝いていてめっちゃ美しかった。あ~、またあの星空を見に山登りしたくなってきた。

 

話がめちゃくちゃ逸れたけど、とにかく今は続きが楽しみ。オープニングが盛りだくさんでまだ消化しきれていないんだけど、これからどんどん大勢の魅力的なキャラが登場することだけはわかった。今回も推しキャラができるといいな~。でもこのアニメけっこうシビアなので、推しキャラができてもひどい目にあいそうだから、むしろ推しキャラができないほうがいいんじゃないかという気もする。あと、公式アニメのホームページ、もうちょっと容量が軽くならないかな? 表示に時間がかかりすぎるよ~。

 

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